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2008.06.22 (Sun)

竹千代の強運伝説part3(仮)-8(最終回)

お知らせ
2日前からFC2が管理画面に新しい機能をつけてくれたのはいいのですが、それにともなってサーバーが不安定になっていたらしく不具合が発生したようです。コメントが消えちゃった方ごめんなさい。m(__)m 多分もう安定してる?と思います。

竹千代の強運伝説part3(仮)-7のつづきです。

ところがこの時は違っていた。
「ぇ。何?」
私はびっくりした。

竹千代は尻尾を立てて私のほうに向かって歩いてきた。
そしてなんと私の足元にすりすりっとするではないかっ!!
かすれた声で「んかっんかっ」と鳴いている。(昨日Ⅰさんが帰った後しばらくは鳴いたけどその後はまた全然鳴いていなかった。)

『飯よこせ』には間違いないのだが、明らかに態度が違う。
「ねー。竹千代。さっきの電話聞いてたの?」
「んかっんかっ」

それとも昨日のⅠさんとの別れを彼は認識しているのだろうか。まさかねぇ。でも転機になった事は間違いない。

夢のない話をすれば多分療法食がよほど気に入ったのだろう。確かに初めて療法食を食べたとき、今までのご飯より明らかにおいしそうに食べていた。でもこのタイミングでそれをやられた私は一発で竹千代と恋に落ちた。(単純猫バカ。)

「さすが家康の幼名だけあって策士だなぁ。」私は嬉しくなって竹千代にカリカリを献上する。

その後竹千代は日を追うごとにすべてに自己主張するようになっていった。そして母があきれるほど私についてまわるストーカー猫へと変貌した。

今思えば竹千代に出会うまでに色々な偶然が重なった。

4月28日にぐりのお骨を埋葬した事。
一区切りつけて新しい出会いを探し始めていたこと。
5月の仔猫譲渡会でジャンケンに負けた事。
竹千代に出会う前日に猫の親子が我が家の縁の下から引っ越した事。
6月の仔猫の譲渡会の前に竹千代をSさんに紹介された事。
猫エイズキャリアである事が誰の故意でもなく発見が遅れたこと。
そしてそれを私が調べてもらったこと。

多分Ⅰさんも最初から猫エイズと知っていたら違う方法で貰い手を捜していたかもしれない。いや逆に貰い手探しを断念して竹千代にとっても楽しくない環境で苦労していただろう。そして私のところに竹千代が来る事はなかっただろう。

なぜか私の頭に突飛な考えが浮かんだ。運命の歯車を組み合わせたのはぐりに違いない。そこで竹千代はつながった赤い糸をたぐりよせたのだ

「ぐり。ごめんね。そしてありがとね。多分あんたが虹の橋からちょいちょいっといたずらしたんだよね。毛皮を着替えてこっちに戻ってくるにはまだまだ時間がかかるんだね。」

私はぐりに対する罪悪感を自分の都合のよいように昇華することができた。

そして現在進行形。
私は遠慮なく竹千代との相思相愛な暮らしを楽しんでいます。

おしまい。

当初「んかっんかっ」と口ぱくのように鳴いていました。今ではバリエーションも増えました。たぶん?長いこと鳴いていなかったので声が出にくかったのでしょう。また大怪我の後遺症?からか声のトーンによっては今でも出にくい音があるようです。

20080622-01
携帯用猫画像はコチラ
相思相愛になるという事はすなわち私の仕事が増えるという事である。


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竹千代との出会いはこれで終わりです。
長文駄文、読んでくれた皆さんありがとう。
勿論これからも竹千代とのブログは続きます。
これからもよろしくお願いいたします。

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2008.06.21 (Sat)

竹千代の強運伝説part3(仮)-7

竹千代の強運伝説part3(仮)-6のつづきです。

「Iさんのご事情もわかりますし、竹千代も少し落ち着いてきましたからこのままお引き受けします。これも何かの縁ですから。」。(あーーーっ言っちゃったよ。。)

私は話題を変えることにした。

「あ。そういえば昨日Ⅰさんが帰ってから竹千代、ずーっとⅠさんを探して家中うろうろしたんですよ。」

「かわいそうな事をしました。ほんとにご迷惑おかけしました。」

「それで勿論これからも会いにきていただいてかまわないんですが、しばらく・・そうですね、1ヵ月ぐらいは間を空けてもらいたいんです。」

「わかりました。ほんとにほんとにすいません。竹千代をよろしくお願いします。」

ああなんだか恐縮させてばかりで申し訳ない。でも必要な事は伝えることはできた。
夕食の席で電話の内容を母に報告した。

「それでよかったんじゃない。」
母はそう言ってくれた。
私もちゃんとⅠさんに伝えたことですっきりしていた。

食事が終わった頃今度はⅠさんから電話がかかってきた。

「あの、先ほど☆☆さん(動物病院)に確認の電話をしました。ほんとにほんとに申し訳ありません。知らなかったこととはいえ病気の猫をおしつけたみたいになってしまって。ところで本当にいいんでしょうか。もしあれでしたらこちらで引き取っても・・・。」

☆☆さんにわざわざ確認したんだ。でもよかった。そのほうが絶対いい。

「でも、Ⅰさんもお困りでしょう。それにまた貰い手を捜すとなったらそれこそ大変でしょう。エイズだとなかなか決まらないでしょうし、竹千代にも負担がかかるでしょう。ほんとにこれはご縁ですから。」
私は1回目の電話で吹っ切れていたので、今度は固い決意で言えたと思う。

「そう言ってもらえると本当に助かります。ありがとうございます。」

「もし緊急の事とかありましたら必ずご連絡しますから。実は私、ブログやってまして。そこで竹千代の事も載せますんでよかったら見てください。」
こっそりやろうと思ってたけど言っちゃた。ま。いっか。(ほら、あれよ、リアルで知ってる人に見られるってこっ恥ずかしいじゃん。)

電話を切って居間に戻ると竹千代が専用食器の前にちょこんと座っている。
「ん?どうしたの?またごはん?」

2時間ほど前に病院からもらってきたサンプルを食べていた。今もだけど竹千代は一度にちょっとしか食べられなくて一日に5回以上ごはんを食べる。下痢Pが続いていたので残したら出しっぱなしにしないですぐに片付けていた。自己主張の少ない竹千代もさすがにごはんの要求はするようになっていた。ごはんが欲しい時は黙って食器の前に座ってじとーっと私を見つめる。私の反応がないと今度は竹千代の持参品のお弁当箱をちょいちょいしてわざと音を出すようになっていた。

20080621-01
携帯用猫画像はコチラ
これが竹千代の持参品のお弁当箱。開封済みのカリカリなどを入れる容器。


20080621-02
携帯用猫画像はコチラ
こうやって音を出す。(殿。まだカリカリ残ってますよ。)

ところがこの時は違っていた。
「ぇ。何?」
私はびっくりした。

つづく
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2008.06.19 (Thu)

竹千代の強運伝説part3(仮)-6

竹千代の強運伝説part3(仮)-5のつづきです。

元飼い主のIさんに猫エイズ陽性の事を報告するか否か。
私は迷っていた。

だいたいなんでこうなるのだ。そもそも仔猫をもらってこようと計画していたのに。ぐりの生まれ変わりを探そうと思っていたのに。楽しい報告ならまだいいがこういうやりとりが面倒だから『元飼い主といっさい連絡を取らないでください』と釘をさしている獣医師会仲介の仔猫譲渡会にしようと思っていたのに。それに当の竹千代はふてくされ猫だし。あーめんどくさい。竹千代に多少は情がわいていたが、これが当時の私の本当の気持ちだった。今思えば、竹千代を返そうとは思わなかった事がせめてもの救いだ。それだって、『私のほかに誰が猫エイズキャリアで食物アレルギー持ちで下痢Pのふてくされ猫をもらってくれるの?』という私の思いあがりからだった。

竹千代を紹介してくれたSさんはご近所だし、いつか猫エイズキャリアだという事は話さなくてはならなくなる状況になるかもしれない。(例えば他の猫と一緒にできないとか。)
Sさんに判ればIさんにも伝わるだろう。
どうせなら中途半端な時期にわかるよりは今報告しておいたほうがいいのかもしれない。
ないとは思うがちょっとした行き違いでトラブルになる可能性だってある。
私はIさんに電話をかける事にした。

「もしもし。MUと申しますが。」
「えっと?」
「竹千代をお引き受けしたMUです。」
「あ。あーMUさん。昨日はご迷惑とは思ったんですがすいません、押しかけちゃって。」
「いえいえ。さっそくですが今日竹千代を病院へ連れて行きました。」
「それで残念な結果が。白血病は大丈夫だったんですが、猫エイズに陽性が出てしまいまして。」
「あーらららら。」「ぇ??!」
Iさんは最初声が明るかったがまさかという感じで絶句した。
「ぇ。それは新しい病院で言われたんですか?」

『誤診でしょ。』と思ったに違いない。

「いぇ。竹千代が前に通っていた☆☆さんへ連れていきました。」
「ぇ?そうなんですか?」

やはり血液検査≒猫エイズ検査だと思っているのだろう。
そして☆☆動物病院なら尚更そんなはずは無いと。

「それからやっぱり下痢のほうは食物アレルギーの可能性が高いそうです。今回のストレスが引き金になったのかもしれません。アレルギー用のフードサンプルを4種類もらってきてさっき食べさせたらまず1種類は喜んで食べてくれました。療法食は気に入らない猫さんが多いって聞いてましたがとりあえずなんとかなりそうです。」

「あー、竹千代は変わったのもが好きだったりしますから。・・・・・あの・・・・・すいません。なんか病気の猫をおしつけたみたいになって。本当にいいんでしょうか?」

Iさんは力なく言った。
多分私よりずっと竹千代自身の事を心配してショックだったに違いない。

「Iさんのご事情もわかりますし、竹千代も少し落ち着いてきましたからこのままお引き受けします。これも何かの縁ですから。」(あーーーっ言っちゃったよ。。)

つづく。

追記:獣医師会仲介の譲渡会に参加しようとしていた私ですが、サイドバーに個人ボランティアのバナーも貼っていたりします。個人ボランティアの里親探しの応援についてはネット上の情報だけですが私が勝手に思う基準があります。応援しない=批判ではありません。個人でボランティアをされてる方はもうそれだけですごいなぁと思うのが率直な気持ちです。興味のある方は『猫 里親』で検索してください。他にもたくさんあります。そもそも弱小ブログで影響力もないのに上からモノ言いですいません。m(__)m

あと1にゃん。がんばれ~。
nerimaneko

なんか今日は黒MUをいっぱい見せちゃってるなぁ。みなさん引かないでね。オネガイ

20080619-01
携帯用猫画像はコチラ
実は一番腹黒いのはこの方だったりして・・・?
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2008.06.18 (Wed)

竹千代の強運伝説part3(仮)-5

竹千代の強運伝説part3(仮)-4のつづきです。

「MUさん、竹千代君、もう一度診察室におはいりくださーい。」
検査の結果が出たようだ。私と竹千代は再度診察室に入った。

「白血病のほうは大丈夫だったんですが、残念な事にエイズのほうが陽性でした。。。」
「それからやっぱり食物アレルギーの可能性はかなり高いですね。皮膚病の2ヵ所は真菌だけどもう1ヶ所はアレルギーだと思います。うんちに虫はいませんでした。」
「耳の中は問題ないですね。」

「あぁ。。。」
頭が真っ白になったってほどではなかったけど、やっぱりショックだった。
猫エイズキャリアでも発病しないで寿命を全うする猫さんはたくさんいるという。
それに今は食物アレルギーの対策のほうが先決だ。
調子を崩しているのを改善しなければそれこそ猫エイズが発病してしまうかもしれない。

でもこれでぐりの生まれ変わりを積極的に探す事はできなくなった。。。
健康な猫なら流血するような大喧嘩をしなければまず感染しないとは聞くけどやっぱり積極的に多頭飼いはできない。
竹千代には悪いけどその時はそっちのほうがショックだった。

対策としてはアレルギー用の食事に変更することを勧められた。サンプルとして4種類。好みもあるから試してくださいと言われた。

一応ダメだったカリカリの袋を持っていってたので先生に見てもらった。
「以前飼ってた猫もこのシリーズの室内飼い用でフケが出たので私自身あんまり好みじゃないんです。」(たまたまぐりも合わなかっただけです。)
「そうですね~。成分中のこれとこれとこれとこれとこれが可能性があります。」
先生は成分表示のポークミールとチキンミールとチキンレバーパウダーとフィッシュミールと卵類に丸をつけた。

20080618-01
携帯用画像はコチラ

私は竹千代のアレルギーは穀物アレルギーではないかと予想していたのだが先生の意見は違った。

ぐりのフケは多分卵類だと勝手に思っていたのだが、竹千代の場合これでは必要なたんぱく質が普通に採れないではないか。
ちなみに療法食はアレルギーの原因となりにくい加水分解したタンパク源を使用しているそうだ。

「とりあえずは症状が治まるまでは療法食のみと思っていますが、いずれは手作り食もと考えてたんですが、これだと何を食べさせればいいのやら。」

「猫ちゃんの手作り食はわんちゃんよりハードル高いんですよね~。まぁフードを変えて様子を見ましょう。」

どっちにしてもアレルギー物質を特定するには時間がかかる。まずは下痢を改善しなくては。

「あ。そうだ。熱測ってください。ちょっと熱いような気がするんですが。」

そして体重と熱を測ってもらった。
体重5㌔ジャスト。熱は39度4分あった。
「やっぱちょっと熱かったか。」
「まぁこのぐらいなら、診察で熱があがる猫ちゃんもいますからそんなに心配はいらないでしょう。」
(いや、多分家にいる時から熱かったと思う。あったはずの体温計が行方不明だったのだが、ぐりの平熱が38度でその体温を私の手は覚えていた。)
「ちょーっとメタボぎみですね。増えないように気をつけてください。」
あははーこれは世の飼い猫さんの宿命か。言われたことない猫さんているんだろうか・・・。

「虫はいませんでしたが腸内細菌のバランスが崩れていますので調整する薬を出しておきますね。」

私と竹千代はフードのサンプルとお腹のお薬をいただいて家に帰ってきた。

さて・・・元飼い主のIさんに猫エイズ陽性の事を報告するか否か。
私は迷っていた。

つづく。

20080618-02
携帯用猫画像はコチラ
左前足で左後足をかかえてます。柔らかくっていいなぁ。

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2008.06.17 (Tue)

竹千代の強運伝説part3(仮)-4

竹千代の強運伝説part3(仮)-3
のつづきです。

元飼い主のIさんと面会した翌日、竹千代のいきつけの動物病院に向かった。
事情があって飼い主が変わったこと、今までの経過を教えてほしいこと、そして下痢の症状を見て欲しいと受付で伝えた。
「ウンチはお持ちですか?」と聞かれたので「水下痢なので猫砂にかなり吸収されてますが一応持ってきました。」と渡した。

次々患者さんがやってくる。なかなか流行ってるなぁ。
20分くらい待っただろうか。竹千代が呼ばれた。
診察室に入るとぶ厚いカルテが待っていた。
「ああ大変な怪我だったんだなぁ。そしてマメに病院に通って竹千代は大事にされてたんだなぁ。」素直にそう思った。
そして先生も看護師さんも竹千代の事をよく覚えていてくれた。カルテに書いてないようなちょっとしたエピソードがスラスラと話題に出てくる。
実はこの病院は市内に3病院あるグループ病院なので先生がコロコロ変わったりするのかなぁと少し心配だったのだが、全くの杞憂に終わった。
これからもここへ通おうと即決した。

まずは竹千代の皮膚病っぽいところ3ヶ所のチェックをしてもらった。
少しこすって後で顕微鏡でチェックするみたいだ。
下痢の症状はもしかしたら食物アレルギーじゃないかと思っていると伝えた。
「耳の中もちょっと黒くなってるんですが、わかんないから掃除しないできました。(汗)。」
「じゃあ。それも調べましょう。」

「以前血液検査をしてると聞いたのですが?」
「あぁそうですね。肝臓、腎臓は特に問題なし。それから他の数値も正常ですね。血液検査をやったのはそんなに前じゃないし、今回はしなくていいでしょう。」
「ところで白血病とエイズの検査は済んでますか?」
「まだやってないですね。やりますか?」
「お願いします。」

竹千代の採血は、すんなりってほどではなかったが誰も流血する事なく無事に終わった。

「結果が出るまでしばらく時間がかかりますので受付でお待ちください。」
竹千代と私は一旦診察室を出た。

多分、元飼い主のIさんは『血液検査は済んでる=猫白血病&猫エイズ検査も済んでる』と思っていたのだろう。
カルテがぶ厚い事を見ればIさん自身が敢えて検査をしなかったとは考えにくい。
動物の場合、人間と違って健康保険なんてないからちょっとした検査でも人間よりお金がかかる。勿論、病院としてはできる検査を全部やったほうが儲かるんだろうけどきっと竹千代みたいに当初治療がたくさん必要だった患者には先生が優先順位を決めたのだろう。

ぐりと以前通っていた動物病院は簡単な健康診断で異常がなければ診察料はいらないなんてまったく商売っ気が無い病院でとりあえず健康そうに見えると「こんな検査がありますよ。」なんて全然教えてくれなかった。だから自分で調べてこっちからお願いしたぐらいだ。で、ノミ予防のフロントラインなんかも「あのーすいません。ネットで買ったほうが安いんでネットで買っちゃってます。」なんて言えちゃう先生だった。

だからどこまでが治療でとかどこまでが予防でとかは飼い主が何を望んでるかを判断する先生の裁量にゆだねられるところがある。

「MUさん、竹千代君、もう一度診察室におはいりくださーい。」
検査の結果が出たようだ。私と竹千代は再度診察室に入った。

つづく。


スタートボタンを押すと再生します。(音声あり)

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2008.06.16 (Mon)

竹千代の強運伝説part3(仮)-3

竹千代の強運伝説part3(仮)-1
竹千代の強運伝説part3(仮)-2のつづきです。

竹千代がやってきた6日目。
竹千代のワクチン証明書がS家から届けられた。
これで竹千代のかかりつけの病院がわかった。
まだ下痢は続いていたのでさっそくその日の夕方、動物病院へ行こうと予定していた。
ところが元飼い主さんが心配になって竹千代の様子を今晩見に来るという。
それにちゃんとお別れも済んでいなかったらしい。
病院は明日に延期する事にした。

Sさんに連れられて元飼い主のIさんが訪ねて来た。
Iさんは肩まではあるだろう白髪を後ろに束ねた人だった。
しかもおっさん。つまりは男性。(爆)(す、すいません。私もたいがいおばさんです。)
どこからどうみても猫好きオーラを全身にまとった人だった。
そして会社員というよりは路地裏のバーのマスターといった感じ?。
カウンターバーでIさんと竹千代が二人(1人と一匹)で接客している映像が勝手に浮かんだ。
(これもすんません。私の勝手な妄想ですから。)

後で名刺を見たら経理課だそうで二度びつくり。

Iさんに竹千代が下痢なので病院に連れて行く予定だと話した。
多分食物アレルギーかもしれないと。
Iさんも「以前に動物病院で食物アレルギーの疑いがあるかもと言われたことがある」と教えてくれた。
そして今まで食べていたごはんの話などを質問させていただいた。

帰り際、Iさんに竹千代を抱っこしてもらった。
「竹千代?竹千代思い出した?竹千代ごめんね。一緒にいられなくなってごめんね。竹千代はみんなに助けられたんだからね。ここでちゃんと恩返しするんだよ。」

竹千代は最初キョトンとしていたが、Iさんに抱かれてIさんを思い出したらしい。
私が今まで見てきた竹千代の表情とは明らかに違った。
いきなりスイッチが入ったように生気がみなぎってきた。

そしてIさんは「竹千代をよろしくお願いします」と頭を下げて帰っていった。
ほんの2・30分の出来事だった。

竹千代はその後3時間、かすれた声で「んかっんかっ」と鳴きながらIさんを探して家中うろうろしたのでした。

竹千代は鳴かない猫なんかじゃありませんでした。ちょっと切ない夜でした。
でもこれが竹千代の転機となったようでした。

もうちょっとつづきます。

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携帯用猫画像はコチラ

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2008.06.11 (Wed)

竹千代が竹千代のままなワケ

竹千代強運伝説part3(仮)の番外編。本編は1回休み~。

今回は竹千代の名前がそのまま我が家でも竹千代になったわけ。

飼い主が変わると名前が変わることはよくある。
里親募集をしているサイトなんかでも
「ようやく里親さんが決まりました!!☆☆改め◎◎ちゃんに名前も変わりました!!」
なんてのはよく見かける。

竹千代を紹介してくれたSさんも「名前は自由につけていいよ~」と言ってくれていた。
私は「まぁこの大きさまで竹千代できたんだし、このまま竹千代でもいいんでね?」
と思ったが母は「ちょっと長くて呼びにくいかも」と新しい名前をアレコレ考えてくれた。
ぐりも母が名前をつけた。

いくつか候補が出た頃、Sさんが「おねーさんいるー?竹千代の荷物もって来たよ~」
と我が家の裏手から声をかけてきた。

ペット用スリング(抱っこ紐)にいっぱいのご飯が入ってた。
よく見るとネーム入りだ。

20080611-01
携帯用猫画像はコチラ

これを見た母は
「あっはっは~。これじゃぁ名前変えられないねぇ。」
「まっいっかぁ。竹千代で~」

私はその時全然別の事を考えてた。

20080611-02
携帯用画像はコチラ

「Taketiyo」

TakechiyoじゃなくてTaketiyoってところがミソ。実はこの時点で竹千代の元飼い主がどんな人か全く知らなかったわけですが、これを見た瞬間かわいいギャルという想像は候補から消えたのでした。
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2008.06.10 (Tue)

竹千代の強運伝説part3(仮)-2

竹千代の強運伝説part3(仮)-1のつづきです。

正直に告白すると最初の3日間は少し後悔した。

竹千代はとってもふてくされていて部屋の隅に引きこもって背をむけていた。
呼んでも顔を向けることはもちろんなく耳も尻尾もピクリともしない。
まぁ大きい猫さんは最初はこんなもんだなぁという知識はあったけどそれでもさびしかった。
ぐりはああだったこうだったと比較しちゃったりして。
ちょっと意地悪な継母になった気分。
それでも私も猫好きの端くれ。
3ヶ月~半年は慣れるまで時間がかかるかもと覚悟を決めた。

どうにか心を開いてもらおうとしつこくない程度に竹千代のお尻を嗅ぎにいったり、鼻ちゅっちゅしてみたり、ちょっと自信のある猫ブラシテクを披露してみたり、抱っこしてお尻を軽くぽんぽんぽんしたり。反応がないのがわかっていても話しかけたり。

確かに竹千代は表面上はされるがままの扱いやすい猫だった。
でもなんか張り合いがない。
私が動くたびに身体がビクッと反応する。
でも決して鳴かない、かといって威嚇もしない。
さびしそうに丸くなって目はうつろだ。
怯える以外は感情表現のまったくない人形のようだった。

その他にも気になることがあった。
トイレはすんなり使えるようになったが、とにかく下痢がひどかったのだ。
まるで蛇口から出る水のような勢いだった。
猫さんのぶりぶりぶりーっという強烈なオナラを聞いたのは生まれてはじめてだった。
それでも食欲はあったし、水もたくさん飲んでくれたので脱水症状は起こしてなかったので緊急性はないと判断し、病院はもう少し落ち着いてからにしようと思った。ぐりが以前通っていた動物病院でもいいかなぁとは思ったが、去勢まで済んでるし、血液検査もしてると聞いていたから検査が重複するのももったいないし、なにより色々又聞きになっているからちゃんとカルテを確認しておきたかった。そしてSさんに以前通っていた動物病院を調べてくれるように頼んだ。ワクチンの証明書があるはずだから今度持ってくるねと言ってくれた。

竹千代は財産持ちでキャリーバッグ以外にもたくさんのごはんやペットタオルなどが入った竹千代バッグが後から届いていた。
カリカリは3種類、ウエットのご飯もかなり入っていた。

最初はストレス性の下痢かなぁと思っていた。でも3日たっても改善しない。
そういえば私はあんまりストレス性のなんとかってのは信用しないんだった。
ストレスが引き金になっていたとしても必ず他に原因があるはずだと思い直した。
竹千代の持参金の中からランダムでごはんをあげていたのだが観察するうちにどうやら下痢と食事に関係があるような気がしてきた。
それに真菌以外にもアトピー性皮膚炎っぽい症状が出ていた。
もしかして食餌アレルギー??直感だったがネットで調べると該当する事が多い。
途中でSさんに聞いてみるとどうやら持参金のカリカリの中に合わないのがあって、また合わないのになぜか竹千代はそれを一番気に入っているとわかった。
問題のカリカリをあげるのはやめたが水下痢は止まらなかった。もしかしたら今回の事で今まで大丈夫だったのもダメになったのかもしれない。

そういえばまだ若いのにヒゲに勢いがないなぁとか爪もちょっとペラペラしてるなぁとかあまり自分で毛づくろいしないなぁとかこのくそ暑いのに毛布にくるまってるしとか色々気になってきて私はちょっと不安になった。

でももし食餌アレルギーならもう後戻りはできない。竹千代を守らなきゃと少し決意したのでした。
まだ少しですが。(汗)

まだ続きます。

20080610-01
携帯用猫画像はコチラ
今は元気になってちゃーんと毛づくろいするようになりました。毛布にくるまってたのも熱があったからでした。
10:33  |  竹千代との出会い  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑
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